東海発！海釣り派　madtaka釣行記

天候：晴れ
風速：1～2m/s　波：0.1m
水温：20.1～21.4℃
潮時　中潮
実釣時間　05：00～09：50

一つ．地元住民の
　迷惑になる行動は慎むべし！

一つ．職業漁師の
　迷惑になる行動は慎むべし！

これ、ミニボートアングラーの嗜みなり。

フィッシングジャンキーな皆さん、こんにちは！

いつもと少し違う感じで記事をスタートしましたが、
昨今の出艇地閉鎖の状況を鑑みて、いつも心掛けていることをシンプルに表現してみました。
３年ほど前にも似た様な状況があり、議論したこともありますが、
結局は個々のモラル・マナーに頼らざるを得ない状況に
打破点を見いだせなかった思いでいっぱいでした。

今でもその状況に変わりはありませんが、
これからミニボートフィッシングを始めようと考えている方や、
始めたばかりの方が少し考えるきっかけになってくれればと思い記載します。

モラル、マナーのレベルに至ると、
いろいろと個人的な考え方の差が有るかも知れませんが、
シンプルに考えてみると出艇地成立の最低条件として、
冒頭の二文は間違いなく守るべきことだと思います。

”迷惑”の範囲は、人それぞれですが、主観的な物差しでなく、
地元の方の物差しを想像して測ってみたらどうでしょう？

例えば、駐車場所における騒音問題。
自宅の前で誰かが夜中、あるいは日の明けない早朝から、大声でおしゃべりしたり、
高圧電動ポンプに匹敵するような騒音を出していたらどう感じるのかな？

法的には公の漁場でも、そこを職場にしている漁師から見て、
夜明け前から漂っていたり、航路で釣りをしているカヤックやゴムボはどう映るのかな？

自分の考えは、地元の住民や漁師の方から見て、我々は邪魔者以外の何者でもないと思っています。

こう考えれば、定置網に係留したり、迷惑駐車をしたり、そこで魚を捌いて臓物を放置したり・・・
出来ない行為だと思いますが、違いますかねぇ～？

私自身も聖人ではないので、以前は地元の方に迷惑と映るような行為をしていたかも知れません。
でも、日々、いろんな方のアドバイスや、
自分自身の知見から出艇場所を守れるような行動を心掛けて来ました。

この趣味を長く続けたいとの思いと、ミニボートフィッシング初心者の方が、
知らず知らずのうちに地元の方に迷惑と映るような行為をされない様にとの願いを込めて、
今回の記事に冒頭の二文を掲載します。




さて、ここから通常の記事。

そろそろ青物規制も緩和されつつある我が家。(笑)

先週購入した新しい魚探を試すには、青物の回遊は願っても無いターゲットなので、
今週はこれを狙って出撃します！(爆)

今週も、前乗りで前夜現地入り。

翌早朝、暗い内に起きると、同行者も無事に到着しています。
ちょっと寝坊したので、慌てて準備開始。
すっかり陽の昇った、５：００頃、出艇します！



天候は晴れ。
予報通り、波風は穏やかで凪の海面を進んで行きます。

先ずは、シャローエリアの岩礁帯でNew魚探の映り具合をチェックします。


「LOWRANCE Elite-4X HDI」

先週の記事では「2周波魚探」と記述しましたが、
実際には周波数83/200kHz+ダウンスキャン455/800kHzの４周波振動子が付いたモデルです。

この振動子は「浅場用(湖沼モデル)」なんですが、83/200kHz：到達深度229m、
455/800kHz 写真画質モード到達深度91mとあったので、
普段釣りするエリアならほぼカバーできます。

実は、今まで使っていたHONDEX PS-501CNを購入する際にも、
LOWRANCE Elite-4は候補に挙がっていたんですが、
バッテリーを搭載することが面倒くさくて、ホンデックスの電池魚探を選んでいました。

今回、買い替えのきっかけになったのは、海上でお会いした”前我が愛艇”を駆るＨさんが
LOWRANCE Elite-4を使っておられ、自作の電池ボックスで駆動させているとうかがったからです。

で作ったのがこちら。

単三電池を１０本直列に繋いだ電池ボックスに魚探の電源ケーブルを繋ぎました。
eneloopのフル充電で13.5V位の電圧になります。
これを100円均一のスマホ用防水ケースに収め、更にドカットの中に入れて使いました。
ドカットにはケーブルを抜き出すための細工が必要でしたが、
穴開け＆カット仕上げで5分位の作業で済みましたよ。


で、肝心の映り具合。

この日は、非常にゴミの多いでした。


写真だと判り辛いかもしれませんが、プランクトンの死骸のような様なゴミが
水深を問わず海面付近に大量に漂っている状態・・・

今までの魚探だとクラッターを強く効かせても除去できずゴミが映り込んでいましたが、
今回の魚探は、ほぼデフォルトのセッティングでもクリアーに映ります。

小さな反応がカットされてしまうかも知れませんが、ボトムから中層にかけて
ベイトの反応らしきものはキチンと映るので、問題ないかなと思っています。

走行中は流石に綺麗に映るレベルではありませんでしたが、
PS-501CNのようにノイズだらけにはならないので、満足しています。


魚探のインプレッションはこれ位にして、釣行記の続きです。


先ずはシャローで誘い出し。
・
・
・
異常ないので移動。

水深３５ｍの瀬周りから流して行きますが、
魚探の反応も魚信も無いので深場に移動します。


水深７０ｍ。
ベイトの反応もありませんが、TGベイトをシャクって本日初Ｈｉｔ！


まあまあのクロソイでした。


これとのファイト中に電話の着信がありました。
履歴を見ると本日の同行者、友人ＮＳからでした。
折返し電話をしてみると、良いサイズのワラサ二本獲ったとの事！
急いでその水深に向かいます。


水深４５ｍ。


友人ＮＳが、また何か掛けています！！
これはチャリコでしたが、全部同じジグセッティングで釣れているとの事。


オッターテイル鉛110gオールグローにジャコフック。
自分も全く同じセッティングでシャクってみます！(笑)


ブレイクラインを越えて平坦面に差し掛かった頃、
ユックリ目のワンピッチで誘っていると、中層で・・・


ドンッ！！

何かが喰いました！

ギュル・ギュル・ギュル・ルルルル・・・

ソルティガのドラグも堪えられず滑り出します。

友人ＮＳに「来た！」と声を掛けてファイト開始。

結構走るのでワラサ以上は確定。
フックが自分で巻いたパイクの４番よりは弱そうなジャコフックなので、
余り無理なファイトは出来ません。

何度か走られては、ラインを回収し漸くリーダーまで巻き取りました。
ランディングもスムースに決まり、ネットに収まったのは・・・


やりました！今年３本目の鰤が釣れました！

↓途中からしか撮ってませんが動画はこちら。

https://youtu.be/tTnU0lSXvq0


しかしながらこの時合いもここで終了。
二尾目はありませんでした。


３０ｍラインで、一瞬ハマチナブラが立ち、
キャスティングで狙いましたが２チェイスのみで乗らず。


もう一度、深場に移動しますが、大量の海豚軍団に遭遇したのみ・・・


ベイトの反応も殆どないので、水深５０ｍ付近で真鯛を狙おうと移動した先で会ったのは・・・

お久し振りのＲＩＭさんでした。
状況は、芳しくないとの事・・・

取敢えず小女子セッティングのＴＧペブルを撃っていくとＨｉｔ！


コロコロに太ったハマチでした。


その後も少し粘りましたが、余りにも気配がないので、９：５０頃、沖上がりとしました。


この日の釣果

鰤　　　　　　　１尾(82cm)
ハマチ　　　　　１尾(45cm)
クロソイ　　　　１尾(35cm)


青物祭りでガンガン回ってくる群れを魚探で捕捉するのを楽しみにしていましたが、
まさかの激渋・・・・

水温も２０℃を超えてきたので、夏枯れのような感じでした・・・(泣)

そんな中で獲った鰤１本！ＮＳに感謝です。



※※※　帰宅後　※※※


今年は痩せた個体が多い青物ですが、鰤もハマチもこの日はコロコロ。
プリプリハマチも多少脂が乗って、旨かったです！

あぁ～、楽しかった！


※※※　以下追記　※※※

さて、釣行翌日の晩御飯。
久し振り？の鰤を捌いていきます！(笑)

先ずは「鰤の刺身」。



焼き物は「鰤の塩焼き」。



煮物は「鰤大根」。



家内手製の春雨サラダを加えて、鰤尽くしの晩御飯、堪能しました。


あぁ～、美味しかった！